ご葬儀の流れ
- 藤井葬祭・縁にご連絡ください。
- 病院またはお亡くなりの場所に寝台車でお迎えに上がります。
- ご自宅もしくは藤井葬祭・縁にてご遺体をご安置し、枕飾り(小さな机に四具足(燭台・香炉・花瓶、ローソク・線香・一輪花)と鈴(リン)、湯のみ、一膳飯、枕団子をご用意)でご供養いたします。
ご葬儀の打ち合わせ
- 喪主様などの役割を決め、葬儀担当者と打合せを行います。
- 「死亡診断書」を葬儀担当者に渡し、死亡届や火葬許可証などの手続きを依頼します。
- 寺院・宗教者のご都合をお伺いし、通夜・葬儀の日時をお決めし、お身内の方へ連絡します。
- 遺影に使うお写真のご準備をします。
- 喪服等の準備、供花・供物の手配などを行います。
- シンプルプラン・スタンダードプラン・デラックスプランの中からお選びいただき、ご予算に応じてご葬儀のプランを決めます。
※ご葬儀の間はもちろん、ご家族にとってはお式の後もずっとおそばに飾っておく遺影ですので、故人様のお人柄がしのばれ、ご家族が気に入ったお写真を鮮明な画質のピントの合ったものから選んでおきます。
※湯灌をご希望の方はお申し付け下さい。まさかの想いで取り急ぎ駆けつけてくださった方々に、感謝のお印としてご会葬品をご準備される方はお申し付け下さい。湯灌とご会葬品の対応は別料金となります。
ご納棺
ご親族立ち合いのもと、宗旨に合わせてご遺体を清めて死装束を着せて差し上げます。故人の生前愛用していたものと一緒にご納棺いたします。故人が生前好きだったものなど、後からでも入れられますので、一緒にお棺に入れて差し上げたいものがあれば準備しておきます。ただし、本など厚くて燃えにくいものや、金属やプラスチック、メガネなどのお品は入れられません。
※ご納棺の前にご希望の方には湯灌の儀(55,000円/税込)を行います。お風呂の好きだった方、長くお風呂に入れなかった方、ご遺族の最期にお風呂にいれてあげたいとの想いにお応えするようおすすめをしております。
お通夜
ご僧侶に読経をしていただき、喪主・遺族の順に焼香を行い故人を弔います。一通り会葬者の焼香が終わると、僧侶から故人を悼んでの法話・説教があります。その後、会葬者にはご焼香が終わった順に退席していただき、通夜振る舞いの席にご案内いたします。この時、礼状・返礼品を渡します。
通夜振る舞いは、こちらでお料理を手配することもできますのでご遠慮なくおっしゃってください。お一人様からご準備させていただきます。遠慮のいらない方だけの場合は、近くにお食事のできる場所や、スーパー等ございますのでご利用くださってもかまいません。
※葬儀担当者や親族と翌日の流れを確認してお決めください。
ご葬儀・告別式
ご導師(僧侶)入場後読経をしていただき、 弔辞・弔電があればご紹介を行い、再度の読経と共に喪主様から血縁の深い順番に焼香を行います。ご親族の焼香が終わり、ご導師退場となり、喪主様の挨拶で閉式となります。告別式終了後、初七日の法要を行う場合があります。閉式を宣言してご出棺の準備を行います。
お席は15名様分ご用意致します(人数によって変更致します。数名分は増やせますのでご相談ください)。
ご出棺
最後のお別れを行ったあと、生花で故人の周りを飾ります。その後、棺に蓋をして、遺族や親族でお棺を運び、霊柩車に乗せます。この時お運びされる親族がいらっしゃらない場合、こちらで対応させていただきます。喪主様の挨拶が終わるとご出棺いたします。
火葬
火葬場につくと、納めの式(火葬炉の前で行う最後のお別れのこと) を行ったあとに火葬をします。火葬にはおよそ1時間程度かかり、その間ご遺族は控室で待機します。この時に、次回の法要の日程の調整をしておくと良いと思います。火葬後、遺骨を骨壺に納めることを「骨上げ」と言います。骨上げ後は骨壷と埋葬許可証を受け取ります。
埋葬許可証は埋葬時に必要となるので大切に保管下さい。
還骨法要
骨上げ後は、藤井葬祭・縁(またはお寺・自宅)に戻り、「後飾り祭壇」に遺骨、位牌、遺影をご安置して、僧侶に読経・供養して頂きます。これが「還骨法要(かんこつほうよう)」(宗派によっては「還骨勤行」「安位諷経」)です。お骨になって帰ってきた故人を追悼する儀礼です。
還骨法要など骨上げ後の手順を葬儀式場などに戻って行う場合でも、自宅には「後飾り祭壇」を整える必要があります。
仏教の葬儀では、逝去日から俗に「忌明け」とされる四十九日までの期間を「中陰」と言い、新たに亡くなった方の遺骨、位牌はこの間、仏壇に収めてはいけないことになっています。このため、高さの違う平机に白布を掛けて、2~3段の祭壇を自宅内の仏壇横または仏壇前に作り、ここに葬儀・火葬を終えた故人の遺骨、位牌、遺影をご安置いたします。これを「後飾り祭壇」または「中陰壇」とよびます。
繰り上げ初七日法要
骨上げ後の「還骨法要」に引き続き「初七日法要(しょなのかほうよう)」を行います。「初七日法要」は本来は故人が亡くなった日から7日目に行う法要ですが、喪家・会葬者双方の負担を軽減するため、今日では葬儀・告別式と併せて行うのが一般的になっています。「繰り上げ初七日法要」あるいは「付け七日法要」ともいわれます。
仕上げ・精進落とし
「還骨法要」と「繰り上げ初七日法要」が終わると会食になります。この会は「仕上げ」「精進落とし(しょうじんおとし)」「お斎(おとき)」などと呼ばれ、宗派や地域によって呼び名が変わりますが、魚や肉類を食べずに過ごした中陰(四十九日間)に区切りを付け、通常の食事に戻すことをいいます。
現在では火葬や告別式、または還骨法要・初七日法要の後、僧侶、葬儀でお世話になった方々に、御礼と労いのために催します。本来は四十九日(中陰)法要を終えた後に行うものですが、遠方のご親族や最後までご参列下さった方への配慮から、葬儀、火葬後の法要に併せて行うのが一般的になっています。僧侶には前もってお声がけをしてお席の用意をしておきましょう。なお、僧侶に予定があって出席できない場合は、持ち帰り用のお料理を用意し、お布施、お車代とともにお渡します。
ご葬儀・お別れの会の前に準備していただくもの
・死亡診断書
・印鑑(認印)
・火葬料金:12歳未満5,000円/12歳以上8,000円(福山市民以外の方は3倍となります)
・遺影用写真(ピントの合ったものをご用意ください。着せ替え加工もできます)
・納棺の際に入れてあげたいもの